行きつけのお店って憧れる
行きつけのお店って憧れる。何軒か馴染みのお店がある大人ってかっこいい。憧れがある。
近所のずっと気になってたお店にやっと行くことができた。店員の子と話が合って、私にしては珍しく初対面の人と盛り上がった。まあその子の接客がとても上手だったことをお互い話が盛り上がったと捉えてるのって大概だと思いますけど……。
でも、料理も飲み物も美味しいし放っておいてくれるし、通ってもいいなと思った。テーブルもそこそこ広いし。女性率も高い。
ところで、私は人が密集しててガヤガヤしてる、呼び鈴の無い、こじんまりとした暗い雰囲気の店が苦手。理由は緊張するから。注文したくても声を張れないし、他所で盛り上がってると寂しい気分になるし、酔っ払ってないと構われても面倒だなと思ってしまうし、集中力が保たないし、居心地が良いと思える経験があまり無いからかも。大人の行きつけのお店ってそういうイメージがある。馴染みの狭い店で、見知った客同士で仲良く飲むみたいな。だから憧れるな〜、私には難しいかもなぁと思ってた。
でもさ、別にそうとも限らないよね。マジで世の中は多様性だから。人間がそんなに大量にいて画一的な生き方ができる筈が無い。当たり前じゃん。上に挙げた感じのイケイケな大人だけじゃなくて、私みたいな軽く喋りたいけど放っておいて欲しい、他の客とは距離を取って、明るい店内で無言でツイッターや読書をしてる時間が癒しになる人も沢山いるよね。
また気分が乗ったら行ってみよう。