『JOINT』観てきた
人に嘘はつきたくない、取り繕いたくない。そのままの自分を受け入れてほしい。社会で他人と会話する時はそれなりにちゃんとしてる風に見せかける必要があったり、話をスムーズに通すためには時に嘘をつくことも必要だと分かってはいる。でも私はそれにずっと納得できてない。結構学習能力があるからそれなりに上手くやってはいるけど、大人みたいに振る舞った後はマジの自己嫌悪に苛まれる。
今日はそんな感じの息苦しい面談の後、「あの野郎バカにしやがってふざけんなよ」という気分になり、暴言と暴力が見たくなってそのまま犯罪映画『JOINT』観てきた。
映画の丁寧な感想、圧倒的な知識と語彙不足で書けないから好きなキャラの良ポイントの説明だけでいい?
※映画『JOINT』のちょっとした(?)ネタバレあり。
予告編から目をつけてたあのキャラ、やっぱり好きだった。広野結城くんという役。主人公の弟分ね。俳優は伊藤祐樹さん。予告編:0:20辺りに出てくる「時代は〜、※ぶんぶんもしもしね」がかなり気に入って、彼を見たくて観に行ったまである。その例のシーンが序盤で見られて嬉しかった。
(※ぶんぶんもしもし…警察からの逆探知を逃れるために走行中の車内でターゲットに電話をかけること。)
と思ってたら、中盤で突然殺されて吃驚した。彼はあんな成りでヤクザだから、組の構成員が一人殺された、可愛い弟分が殺された……って後々大きな出来事のきっかけになるんだけどさ。カラオケで散々殴って動けなくした後、口にマイク突っ込んでそのまま思いっきり押し込んで殺すのエグくない???殺し方よく思いついたな!?
全体的に演技めちゃくちゃ上手いってわけでもないし、声の聞き取りづらさもBGMのデカさも微妙だったけど、それでも雰囲気が格好良すぎる。ヤクザ映画の醍醐味ってそこだよな。実際いるんだろうな〜こういう人たち……って思える、日常に潜む犯罪の影的なのがチラついて怖かった。調べたらインディーズ作品で、出てくる俳優さん達もほぼこの作品がデビューらしい。それでこの出来ってかなり凄いもの見られたのでは??観られてよかった。
メンクリの診察とか面談とか、緊張する大人に対して喋り方に気をつけてしっかり状況説明しないといけない場はサボりたくなるけど、その後に映画館に行けると思うと頑張れることがわかった。
あと、帰宅後すぐにニコチャンを吸ってるから私のストレス発散方法がいつの間にか自然と喫煙になってることもわかった。怖。
今後観たい映画
・悪なき殺人 12/3 〜
・チクチクブーン 〜12/9
・ローラとふたりの兄 12/17 〜
・世界で一番美しい少年 12/17〜
・POP 12/17 〜
・ユンヒへ 1/7〜