アオウオの生簀に落ちたら

巨大魚がウヨウヨ泳ぐ生簀や水槽に落ちる状況をよく想像してしまうので付けたタイトルです。アオウオは今一番私の中で熱い魚です。ブログアイコンはアオウオでは無いです

ネットの人間関係の築き方がわからない

みんなはどうやって人間関係を深めてる?

 

ツイッターでもっとフォロワーと仲良くなりたいけどネットで意識的に関係深めるのって結構難しいよね。長年繋がってる人でも別に深いところまでは知らなかったり声を聞いたこともない人も多くて、今の私が求めてる友達像とは違うんだよな。その気楽さが学生時代には寧ろありがたかったけど。

 

私は酒も大して飲まなければ爆音が苦手だからクラブもゲーセンも嫌だし、……まあ人間として面白さはかなりあると思うけど、そんなに陽気な方ではないし滑らない話とかも出来ないしね。根暗なことは隠さないし、定型文で喋れないし、場慣れしてないから挙動不審だし、すぐ間に受けるから傷つく冗談は嫌いだし、気遣いは刷り込まれて無意識で出来てる部分も多いから問題にはならないけど精神が疲れるからあんまりしたくないし、どんなに好きな人たちと遊んでても一定時間を過ぎると突然集中力が切れて一人でボーッとしてたりするし、思ってることを伝える素直さはあっても顔色すぐ窺うから不快にさせるかもな……と思った瞬間それが正しいことでも勇気持たないと言えなくなるし、責任感が無いし、そもそも何が自分の責任か分かってないし、すかした野郎が嫌いとか言って自分も斜に構えてる部分は多いし、猫背だし  

 

上に挙げた自分の特性は、個人的にはそんな自分も面白みがあって結構気に入ってるし別にいいんじゃん?って実は思ってる。でもさ、新しい友達を作りたい時とか、仲良くなりたい人がいる時には自信を無くす要因になるね。  

例えばさ、フォロワーと私が電話することになるよな?そしたら私が挙動不審になるから「あっ、どうも……あの……いや、ハハ」とか言って意味不明な間が生まれるじゃん?辛い。

 例えばさ、フォロワーと私が遊ぶとするじゃん?まずこれはかなりルッキズムの深刻な呪いだと思うんですけど、自分の外見に自信が無いしリアルで会っても挙動がおかしいし、酒を飲んだらめちゃくちゃ饒舌で楽しい人になるけどアルコールパッチテスト:ピンクの判定が出たくらいで量は飲めないし、一定時間過ぎると突然すべてがどうでもよくなってボーッとし始めちゃうんだよね。困ったもんだ  

 

だいぶ自分の「他人から見たら嫌だなと思われそうなこと」書いたけど、困るのはそんな自分も別に嫌いじゃないから特に直そうとは思ってないってこと。自分の嫌なところはそんなに無い。好きなところは、上に書いた以上に沢山挙げられるしね。全然完璧じゃないけど愛着があるから今更他人や世間に馴染むために直したいとは思えない、だからそんな私を気に入ってこれまでずっと仲良くし続けてくれてる人を大切にしたい。……けど、新しい人間関係を築こうと思ったら結構ハードル高いよな〜と思う。

 

でもそうも言ってられないね。ネットの人間関係なんて垢消ししたら一瞬で終わるし、人生も思わぬタイミングで終わったりすんのかなと思うとさ。怖いわ。私は105歳まで生きるつもりだけど、みんなそうとは限らないしね……。ままならないね〜

映画観てきた。あと段ボールシアター作った

通ってるメンクリの近くに映画館があるおかげで、診察後に映画を観に行く流れができてる。良いと思う。あんまり映画館に行く習慣がないから新鮮で楽しい。私が行く映画館はちっちゃいんだけど、興味を引くマニアックな映画が多くて好き。街中のデカい映画館には全然行ったことないけど、ここは割と行く。

今日は『皮膚を売った男』を観てきた。軽くあらすじ書いて、ちょっとネタバレするので気にする方は読み飛ばしてほしい。


シリア内戦によって不当逮捕されかけた主人公は国外への逃亡を余儀なくされる。家族の助けでなんとか無事逃げられたは良いものの、ビザ取れないしどこにも行けねえ、彼女にも会えねえ、そもそも仕事も飯もねえ、というかなり差し迫った状況を有名アーティストのおっさんに漬け込まれる感じで背中に墨を入れさせてくれ!と頼まれ、自分の状況考えると引くに引けずに受けてしまって、そのままかなり攻めた"芸術品"にされる話。背中にビザ描くの趣味悪……。

「人間なら無理だけど、商品の今は渡航も出来るしWIN-WINだよね?金も払ってるしさ〜😊」みたいな……おっさんから滲み出る欺瞞が腹立たしかった。健康管理のことを"保管方法"とか言われてるし、保険屋は仮に主人公が死んだとしても「大丈夫、例えば癌で死ぬのは問題ないよ!でも爆死されるのは困るかな😂」とか言ってるし、みんな完全に主人公を人格を持った一人の人間とは見ていなくて、背中の素晴らしく芸術的値打ちのあるタトゥーだけが大事で、それに誰も違和感を覚えてなくて胸糞悪かった。

でもさ、人間が物扱いされてると何でモヤモヤするんだろうね。主人公は別に手荒な真似は全くされないし、勤務時間(?)以外は自由で、給料もたんまり支払われてる、五つ星ホテルの一室を用意されて好きなだけルームサービスも頼める待遇を受けてる筈なのにずっと可哀想だった。テーマこそ重かったけど、テンポは割と良くて結構さっぱりした爽やかな終わり方だったから観やすいと思う。


疲れた。映画の感想を書くのに慣れてない。本当はもっと色々見どころもあったし言いたいこともあるけど、記憶力と映画への情熱が足りてないから場面を思い出しながら適切な言葉を選んで感想を書くの疲れる。集中力も切れた。

でも映画自体は好きだし、これから定期的に観に行こうかな〜って思った。休職中の今だからこそ出来てるのかな?復職しても続けたいなあ。映画館行く度に思う。劇場に入ったら逃げられない感じが良い。強制的に集中させられるみたいな……そもそも真っ暗で気が散る要素が無いのが良い。音も良い、うるせーって思う時もあるけどね。私はゲーセンとかクラブが本当に苦手なんだけど、それは爆音が苦手だから。でも映画館ならさ、内容が面白ければ耳がちょっと劈くくらいの音響でも最高に感じられる時があるんだよね。映画にだけ向き合ってる時間って無になれるし、良いよなあ。習慣化したい……

そう思って、自宅でも映画を集中して観られるように「段ボールシアター」を作りました。

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上の四角い穴にスマホを置いて、自分は下の空洞に頭を突っ込んで仰向けで観るという代物です。そうすれば実際に劇場で観るのと同じかは知らんけど、結構集中して観ることができるみたい。家のテレビでAmazon primeとかNetflix観てても注意散漫だからすぐスマホ触っちゃうんだけど、この段ボールシアターがあればその悩みも解決されるんじゃないの?使うの楽しみ。

てかこれ確か相当前に流行ったよな。調べたら石原さとみさんが校閲ガールの時にやってたらしい。それで火がついたんですか?多分。そもそも、それが何年前?ドラマも全然観ないから時間軸が不明。私が昔からしつこく繰り返し観てて内容も全部覚えてていつ放送されたか言えるのは、マジすか学園1期(2010年)、2期(2011年)とファーストクラス1期、2期(どちらも2014年)だけです。

話をまとめるのって難しいね。また段ボールシアター使ってみたら感想書きます。あれどこに収納しようかな……。

寝違えた左首がずっと痛い

昨日寝違えた左の首がずっと痛い。

そういえば昨日の朝は、やたら濁った沼地に胸元まで浸かってバケツいっぱいに入った小魚を撒いて底からあがってくる鯉とかフナとかを手掴みで捕まえる作業をする夢をみた。

底からどんどん上がってきてキモかったけど思い出すと楽しい。こうやって沼に入って手掴みでそこそこ育った魚を捕まえるのも、巨大魚の生簀に落ちるのも、全部リアルの世界だったらかなり嫌だし恐怖を感じるけど夢見るのは好きなんだよね。私は生きた魚を素手で触れないし。

てか多分、アオウオの生簀に落ちても単純に魚をビビらせて散らせるだけだし、自分もただ落ちた衝撃にやられて身体が濡れて管理人的な人に注意されて悲しい気分になってシーン……て静寂なるし、特に攻撃とかはされること無くむしろ私こそがアオウオにとって突然現れた害かも〜と思って気まずい苦笑を浮かべつつ陸に上がるだけだと思う。

やれやれ、生簀に落ちてしまったな……(気まずい苦笑を浮かべつつ)

なりチャ流行りませんでした?

この単語の意味が不明な人はスルーでいいんだけど、私が中学生だったくらいのアメブロ黄金時代、400人くらいのなりチャのグループまとめてたの思い出した。しかもオリキャラ限定。「オリキャラ」て……この言葉自体懐かしすぎる。結構当時にしては規模大きかったのでは?すごいよね、ガクチカとかに書けそう。

「私が学生時代に頑張ったことは、某ブログサイトで大規模なりきりチャットのグループの管理人を3年間務めたことです。なりチャに参加して交流するだけではなく、誰でも参加できるようにするのはリスクが高いと判断し、グループへ申請を受けた際の質問等も設置しました。それでも荒らし行為に遭ったこともあります。私は管理人として常駐していたため対象者を直ぐに退会させ、運営への迅速な通報を行いました(困ったように笑いながらろくろを回し」


本当に左の首がじんわり痛い。文章をなんとなくまとまった雰囲気にするためには、書き出しと結論を揃えれば良いって大学の頃に英語のエッセイの授業で習った。湿布が見つけられなくて冷蔵庫に入ってた冷えピタ貼ってみたら何故かやたら良い香りして気分良かった。柑橘系みたいな匂いした。早く治って欲しい。完

アオウオ

自公当選してこれからもクソな日々が続くことが無事確定し、メンが悪化したせいでツイッターを辞めてた。

だから代わりにiPhoneのメモで日記を書いてんだけど、この前、散歩の途中で見つけた魚ペットショップに寄ったらマジめちゃくちゃ大興奮な体験をしたからブログで共有するわ。興奮しすぎて文章と絵にした。


2021/11/1(月)、その日は足が納得するまで歩いてみることにした。途中で、魚屋さん(ペットを売ってる方)を見つけた。おじいちゃんが一人だけいたけど、多分他の日なら別のスタッフもいるんだろうなって感じ。広かった。「いらっしゃい……」「こんにちは」で会話終了。

中は薄暗くて、客は私しかいなかった。金魚の類がたくさんいた。フナもいた。カメもいた。ウーパールーパーもいたし、アホロートルもいた。どっちも同じ種類な筈だけど、分けて書いてあるのは何か意味があることなのか気になった。

(※11/12、ウーパールーパーアホロートルの違いを確認!ウーパールーパー」は日本においてのみ用いられる通称や愛称で、一説にはリューシスティック個体のことのみを指すらしい。リューシスティックは白変種って意味で、白くて目だけ黒い個体をウーパールーパーと呼ぶらしい。アホロートルが本来の名前。勉強になったよね〜。)


しばらく店内の魚たちを眺めてたけど、いつおじいちゃんに「何かお探しですか?(冷やかしなら帰れ)」と言われないかビクビクしつつ心の中で返答を考えていた。「魚の飼育に興味があって、でもどんなのがいるかまだ知らないから、とりあえず一通り見てみようと思って」一息でいこうと思う。

爬虫類ショップとか熱帯魚店とか、エキゾチックアニマルを売っている店は気難しいところが多い。それだけ冷やかしで入ってきては「気持ち悪ーい」とか宣う迷惑な客も多いんだろうけどさ。

奥に行くと、金網で覆われてる空間が外に通じてたから行ってみた。やっぱり客は私しかいない。巨大な桶、水色の……なんていうのあれ?生簀?に、デカい錦鯉がたくさんいた。大量ってほどではなくて、それぞれ自由に遊泳できるけど少ないわけではない(この説明いるか?)。紅白の綺麗な立派に育った鯉がたくさんいて、心が和んだ。

ふと足元を見ると注意書きがされていて、「一番大きいのはアオウオです。値段:ASK」的なことが書いてあった。アオウオって何?私が知らないだけで青くて美しい鯉がいるのかな〜、品種改良のバラ的な感じか?高そ〜……と思って水の中を探すと、いた。まあまあな立派な錦鯉より遥かに大きな黒っぽい魚が私の足元辺りの底で鎮座していた。生簀はそこまで深くないから、意識すれば簡単に見つかった。…内心マジでビビった。何これ?流石にあまりにもデカすぎんか?控えめに言っても私と同じくらいの背丈はある。私は160cmです。加えて、太さもある。私の立っているコンクリの地面から生簀までに一応、膝くらいまでの高さがあるからきっと大丈夫だけど、どうしても巨大魚を見ると…これは私の悪癖なんだけど、その魚が泳ぐ水に落ちる想像をしてしまう。堪え難い興奮。死ぬほどゾクゾクした。

アオウオに目を奪われて、多分10秒くらいぼーっと突っ立ってた。昼間だけど、周りには私しかいなくて、水の音と、すぐ目の前には巨大な魚。畏怖の感情。

ふと遠くから声が聞こえた。奥を見る。遠くから?近いような気もする。人間の声とは違う。再現しかねる音……声?甲高い鳥みたいな、いや低くて轟いていた気もする。何だろう。有り得ないのに、私はアオウオが鳴いたんじゃないかと思った。アオウオに目を移すと、もう奥まで泳いでいってしまってた。

どことなく怖くなって店の中に戻った。おじいちゃんは奥に入ってったのか、いなかった。なんとなく逃げるみたいに外に出た。

数日経った今考えると、声みたいに聞こえてたのは何かしらの機械の音だったと思う。魚が鳴くことはあり得るよ、フグとか結構鳴くけど、そういうんじゃない音だったし。アオウオの圧倒的な巨大さにやられて、間近でそんなデカい魚と鉢合わせたことがなくてビビってただけで、もしくは近くの工事の音が聞こえたのかもしれない。

それから、またその魚屋に何度か行ったけど毎回閉まってる。水曜日に行った時は定休日らしくて、別の日に17:30頃に着いたらもうシャッターが閉まってた。閉店は18時らしいけど、多分別にそんな厳密にやってないんだろうな。目的はもちろんアオウオ。あんまり購入以外で行くの良くないんだろうけど、混んでるわけじゃないし……私がアオウオ飼う日も近いかもしれないし……夕べの日が暮れてる頃に見に行ったら、暗い生簀からヌッとアオウオが出てきてさ、怪魚っぽさが強調されて素敵だろうなと思ったのに悲しい。なかなか会えない。またチャレンジしてみる。

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私の描いた「アオウオ」。下の細長いのは魚の形を大まかに練習したやつ。割と上手く描けたんじゃね?多分……


ここまで話したきたアオウオがそもそも何なのか概要を話してみる。中国の四大家魚と言われるうちの一つで、他にはソウギョ(草を食べる魚)、ハクレン、コクレンってやつがいるそう。これら全部、1m超える。でもアオウオはやっぱり桁違い、最大2mにもなるそう。怖。日本には戦時中の食糧難対策として持ち込まれたみたい。もっともその際のメインはハクレンで、アオウオは1%程度偶然入り込んじゃってた様子。

ペットとしての入荷は少ないそうなので、どなたか金と池が余ってたら飼われてみては?(?)相場は育った成魚だと一尾200万ほどらしい。すげー高級だな。幼魚だと2万とか?わからない、調べたソースってか出所もバラバラだし。(11/7、アオウオのベビーが4,100円でヤフオクで売られているのを発見!)

てか蛇にしても魚にしても、ベビーの方が値段が安いって犬猫をベースに考えると結構特殊だよな。特殊というか、ファンの着眼点?価値基準が違うのかも。犬猫はもう分かりやすく可愛さでしょ絶対。それゆえにペットショップ問題も根深いけど、今この場ではちょっと話題が異なるから割愛。蛇は、私も含めて愛玩目的のペットとして飼う人も増えてきたみたいだけど、実はブリーディング目的で何匹も飼育する人が多い。自分の好きな種類の作出用として用いる層が多いなら、確かに手っ取り早く交尾させられるアダルト個体の方が値は上がるよね。金を積む客も実際に多い。魚だと見応えなんだろうね。巨大に育つ種類だとしても、幼魚や稚魚からならそこまで育てるのに手間もコストも時間もかかるし。そこまでデカく育てることに楽しさを見出せれば良いけど、巨大魚飼う人って巨大さに惚れてるわけだから最初からデカい方が嬉しいんだと思う。


今夜は鮭のホイル焼きを食べました。完